三河港

1962(昭和37)年5月豊橋港・田原港・西浦港・蒲郡港の4港を統合して、名称を三河港とした。東三河工業地域の生産・流通の拠点港として1964(昭和39)年重要港湾に昇格。トヨタ(田原)、スズキ(豊橋)、三菱自動車(蒲郡)が輸出拠点として進出した。1988(昭和63)年プジョーが完成自動車を輸入したのを皮切りに欧州の自動車メーカーが輸入拠点とした。

 

三河港の自動車輸入は1993(平成5)年から金額・台数とも全国第1位となった。2018(平成30)年、輸入台数は約20万台を超え、国内で流通する輸入自動車の5割が陸揚げされている。豊橋市など三河港地域は2003(平成15)年に構造改革特区として国際自動車特区に指定され、国際的競争力を持つ自動車産業都市として期待されている。

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