入鹿池

愛知県犬山市

入鹿池は、池の堤防の高さ25.7m、長さ724.1m、貯水量は約1,500万m3もあり、近代以前の日本で香川県の満濃池に次ぐ規模の農業用のため池で、犬山市、小牧市、大口町、扶桑町にわたる約1,000haの水田を潤している。1633年に江崎善左衛門ら入鹿6人衆と呼ばれた人々が、尾張藩の徳川義直に請願して、尾張藩の事業としてつくられたものである。世界かんがい施設遺産、ため池100選にも登録されている。

場所