明治用水・明治用水頭首工

愛知県豊田市

明治用水は1880年に供用した、矢作川を水源とし西三河地域一帯を潤す幹線水路延長52kmの用水である。ため池にたよった小規模な水田開発や綿作が行われていた西三河地域一帯を「日本デンマーク」と呼ばれる優良農業地帯にまで押し上げたインフラであり、米作、養鶏、養蚕や果樹などの多角形農業を支える用水である。

 

明治用水土地改良区として水源涵養林を保全する取り組みも活発であることが特徴的であり、官民連携及び農家の自発的な水路維持管理の卓越した例であることが認められ、世界かんがい施設遺産にも登録されている。

 

 

参考:

水土里ネット明治用水

東海農政局HP

場所