名古屋港の玄関口に建設された伊勢湾岸自動車道の３大橋の愛称が「名港トリトン」と発表されたのは、平成9年7月20日のこと。平成10年3月30日に開通した伊勢湾岸自動車道のシンボル的役割を担い、イメージキャラクターにタレントの佐藤藍子さんを起用して開通広報を展開。「名港トリトン来春デビュー」とコピーして愛称が定着した。

その建設は、昭和44年から建設省において検討が始められ、港湾部分の構造形式は沈埋トンネルの計画案もあった。結果として路線の利用交通の特性と土地利用や防災，環境・景観などの諸条件を検討して橋梁が選定されたという。その後、昭和54年の名港西大橋の事業認可から順次、日本道路公団（現：NEXCO中日本）に引継ぎ建設された。

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参考:

伊勢湾岸道路建設誌、写真集（日本道路公団） 田中賞

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