名古屋高速1号線(Y型橋脚)

愛知県名古屋市

名古屋高速1号楠線は、名二環と一体となって都市交通を円滑化し、都市圏の経済活動を支える路線として1970(昭和45)年に都市計画決定された。

 

建設中であった1976(昭和51)年の都市計画変更により一旦半地下・トンネル式とした区間が1987(昭和62)年に高架橋形式に見直しが行われた。東区清水口から北区北警察署南交差点の一般国道41号線はすでに戦災復興土地区画整理事業により道路幅が30m に拡幅され、道路占用施設等との調整が必要となった。また、沿道と近接した工事となり有料道路事業としての採算が懸念されたのである。橋脚の形状をY型ダブルデッキ(段違い式二層高架構造)と称する道路構造として桁下空間に配慮という。

 

 

参考:

名古屋高速道路公社40年史

場所