三菱重工業 名古屋航空宇宙システム製作所

愛知県名古屋市

三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所(名航)大江工場は国内航空産業の草分け的存在であり,1940年に正式採用されたゼロ戦を設計製造したことでも名高い。戦後は1952年に生産を再開し、現在は約2000人の設計・生産技術者を擁し、国産プロペラ機YS-11を始めとする飛行機やロケット、ヘリコプター、そしてボーイングとのジャンボ機共同開発といった大規模プロジェクトがこの工場を舞台に展開されてきた。

 

本工場の事務棟や建屋骨組みはゼロ戦のものがそのまま使われている。現在は日本の花形プロジェクトである小型旅客機「MRJ」の開発にも関りがあり,継続して飛行機開発の中心地であり続けている。

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