東京インフラ063 京浜・京葉工業地帯
東京湾の左右二葉からなる器官。グリコーゲンの生成・貯蔵、胆汁の生成、有毒物の解毒など多様な機能を担う<消化器系>で最大規模の<肝臓>にあたる。幕末の石川島をはじめ、海との際は、常に工業化の最前線だった。 京浜臨海部の工業 […] ...
東京インフラ065 羽田空港
2015年の航空旅客数、世界第5位の約7530万人。年間の発着回数、単純に計算すれば75秒に1回となる約44万回。まさに、人やモノを取り入れ続ける、東京の空の<口>である。 羽田空港の歴史は、増加し続ける離発着回数をさば […] ...
東京インフラ006 築地
呼んで字の如く「築かれた地」である。「築地」と呼ばれる土地は全国に存在するが、たいてい埋め立てによって造成された土地である。地名が、土地の出自を物語っている。 東京築地の場合、江戸時代の本願寺本堂の建設のときに、最初の埋 […] ...
東京インフラ010 月島・晴海・豊洲
「隅田河口は年々陸地を拡げて品川沖は殆ど埋れ尽さんとす。・・・此時に於ける港湾は最早単一なる船舶碇繋場にあらずして寧ろ海上の市街なり。」(正岡子規) 「築地のさらに海側に位置する月島、晴海などの地域は、明治から昭和はじめ […] ...
東京インフラ079 東京港
古来、港は都市の玄関口であった。人体でいえば、モノが入る<口>のようなものである(もちろん港から出ていくものもあるが)。つまり、都市における重要度は高い。 東京も、都市近代化を進める上で、港の位置づけが大きな論点となった […] ...