東京インフラ051 羽村取水堰
「(水道は)江戸という、人口世界一の都市をささえた血管といっていい。・・・上水道については、江戸はロンドンやパリにくらべてほぼ同時代に出発し、土木構造の上からみても、偶然似かよっている(紀元前のローマ帝国の上水道について […] ...
東京インフラ014 小名木川・小松川・船堀閘門
荒川放水路は、市街地の外側につくられたが、それでも長さ22km、幅500mに及ぶ水路をつくるのに、既存の集落やインフラを避けて通ることはできなかった。国土交通省のデータによると、放水路建設に伴い、22の社寺と約1300世 […] ...
東京インフラ048 岩淵水門
隅田川と荒川放水路の分岐点につくられた水門。増水時に水を放水路に分派し、隅田川の氾濫を未然に防ぐ。<骨>の結節点につくられた、<関節>のようなものである。 荒川放水路工事を担当した青山士(あきら)が手がけた水門は、198 […] ...
東京インフラ番外編 ドボク×壁
建物の外壁や柱などを対象に、街を平面的に切り取る写真家、杉浦貴美子が見たドボクの姿。巨大な土木構造物をヒューマンスケールで切り取ってみたら、規則性を持ったパターンや、経年変化による痕跡が浮き上がってきました。 「つなぎ目 […] ...