東京インフラ068 駒沢オリンピック公園
1913年、東京ゴルフ倶楽部が農地を借り上げて開設した日本人主導による我が国初のゴルフ場「駒沢ゴルフ場」として開発。以来、スポーツの舞台としてのDNAを脈々と息づかせてきた。 1932年にゴルフ場が朝霞に移転した後、神宮 […] ...
東京インフラ011 東京ゲートブリッジ
東京湾のゲートとして、埋め立ての最前線・中央防波堤外側埋立地と江東区若洲とを結ぶ、成長続ける東京の新しいシンボル。 ゲートだからというわけではないが、この橋の形には、飛行機と船の航路が大きく影響している。まず上空は、羽田 […] ...
東京インフラ044 かつしかハープ橋
現在は荒川に分断されているが、利根川東遷事業以前は利根川と荒川の本流だった中川。その中川に流れ込む綾瀬川の左岸から荒川と中川の背割堤に渡り、優美なS字の曲線を描く美しい橋。夜にはライトアップされた親子のタワーと道路照明が […] ...
東京インフラ081 レインボーブリッジ
「レインボーブリッジ、封鎖できません!」と青島刑事が絶叫する「踊る大捜査線」をはじめ、映画やドラマ、アニメにたびたび登場するなど、完成して20年足らずの間に、すっかり東京の名所として定着したレインボーブリッジ。 橋自体の […] ...
東京インフラ003 丸の内仲通り
辺り一面、草ぼうぼうの原野。今では全く想像できないが、かつて三菱ヶ原と呼ばれた頃の丸の内の姿である。 丸の内は、日本最初の近代都市計画である市区改正計画で、官庁街にするか、商業地にするかの議論の末、渋沢栄一の強い意見によ […] ...
東京インフラ008 築地大橋
都心の新たな幹線道路・環状2号が、隅田川の最下流部を横切る地点に架かる橋。築地と豊洲の新旧の<胃袋>を結ぶ橋でもある。ちなみに環状2号は、外濠沿いを通って、虎の門ヒルズの下からトンネルで都心の高層ビルの下をくぐり、築地市 […] ...
東京インフラ023 常磐橋
明治のはじめ、都市近代化の主な担い手は、政府に雇われた外国人技術者・お雇い外国人であった。彼らは、鉄道、水道・下水道、煉瓦構造物など、日本人が見たこともないインフラを次々と東京にもたらした。それは、まさに文明開化の風景で […] ...
東京インフラ022 日本橋
かつての五街道の起点。今も、日本列島を貫く7本の主要な直轄国道がここを起点としている。道路ネットワークの<心臓>である。 歴史上、混乱の世を治めたリーダーの多くが、領国経営において重視したのが、インフラの掌握であった。イ […] ...
東京インフラ073 外苑橋・千登世橋・馬込インターチェンジ
ジャンクション、インターチェンジという言葉がまだ一般に使われる前から、東京には、その萌芽ともいえるらせん状の立体交差がいくつか存在していた。まだ自動車の数が少なく、交通渋滞に悩まされる前の話である。場所は、外苑橋、千登世 […] ...
東京インフラ032 昭和通りと靖国通り
「パリのシャンゼリゼエ、ベルリンのウンタアデンリンデン ━ それらの大通を思はせる舗装と街路樹、しかし品川から千住まで、新しい大動脈のやうに東京を南北に貫く3里20町は、それらの大通よりも遥かに長いといふ、第一号幹線道路 […] ...