四国インフラ087 唐櫃岡清水共同水場
豊島は、面積14.5k㎡、人口約1000人の島で、小豆島にある香川県小豆郡土庄町の一部だ。高松港から小豆島の土庄港で船を乗り継ぎ到着する豊島の唐櫃港(からとこう)から山に向かって道を登ると、海を見下ろす棚田と豊島美術館が […] ...
四国インフラ086 男木島灯台
「チャパァーン」、「ボォォーー」。瀬戸内海の静かな夕暮れ時。海辺に汽笛がひびく。 瀬戸内海は東の大阪や神戸、西の関門をはじめとする貿易港や、瀬戸内工業地域の工業港がたちならぶ。大小様々な外航、内航船が日夜航行しており、さ […] ...
四国インフラ085 高松駅・高松港
高松には、多くの電車や客船が到着し、出発していく。高松へ、あるいは次の町へと移動していく人々を出迎えるのが、高松駅や高松港だ。 高松港は本州と四国をつなぐ玄関口として、あるいは瀬戸内海の島々を結ぶ航路の拠点として、江戸時 […] ...
四国インフラ084 高松
都市には、様々な歴史や物語がある。源平合戦の屋島の戦い、弘法大師とお遍路さん、『二十四の瞳』『瀬戸大橋』『海辺のカフカ』など、香川県高松市も数多くの作品の舞台となってきた。昔の高松の様子を想像させてくれる文章が、『二十四 […] ...
四国インフラ083 ことでん
高松琴平電気鉄道、通称「ことでん」は香川県高松市を中心に走る民営鉄道である。ことでんは、琴平電鉄、讃岐電鉄、高松電気軌道の3社が昭和18(1943)年に合併して誕生した。この頃は「琴電」「コトデン」といった表記で親しまれ […] ...
四国インフラ082 栗林公園
高松藩主松平家11代の下屋敷に作られた庭園で、完成に至るまで100年以上の歳月がかけられたと言われている。池と島のある「池泉回遊式庭園」の形をとっており、「一歩一景」をウリにしている。ここは日本三名園にははいっていないが […] ...
四国インフラ081 新川橋梁・長尾線
高松電気軌道は、明治45(1912)年に出晴(現・高松)-長尾間で長尾線を建設・開業した。長尾線は開業当時から複線化を見越して用地買収が行われ、橋梁も複線化に対応できるよう設計された。三木町の新川を渡るため明治44(19 […] ...
四国インフラ080 瀬戸大橋
「つまり、四国に行くってことか」 「申し訳ありませんが、ホシノさん、ナカタには地理のことはよくわかりません。橋を越えると四国なのですか?」 「そうだよ。このへんで大きな橋といえば、四国に行く橋のことだね。三本あって、ひと […] ...
四国インフラ079 坂出港
坂出市は、塩田業で江戸時代から栄えてきた都市である。当時、塩は貴重な資源であり、坂出から各地へと塩が送り出されていった。この塩の積出港として、坂出港は始まった。入江に立地された坂出港には和船も頻繁に往来し、備讃瀬戸におけ […] ...
四国インフラ078 坂出人工土地
『人工土地は、土地としての機能を備えたコンクリートの版を階段状に上に積み上げた「二階建ての都市」というシステム提案に基づいた土地である。』(「メタボリズムの未来都市展-戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」より) 言葉で聞 […] ...