四国インフラ024 魚梁瀬森林鉄道
高知県安芸郡馬路村魚梁瀬地区は四国山地の最も奥に位置し、杉の名産地である。各地へ木材を出荷するために高知県安芸郡奈半利町にある奈半利川の河口へ様々な輸送手段で木材を搬出してきた。木材の主な輸送手段は江戸時代は水運、明治時 […] ...
四国インフラ044 三瓶隧道
西予市の宇和町と三瓶町を結ぶ県道260号線。つづら折りの山道を分けていってゆくと、花崗岩の切り石積で入り口を固め、アーチ最上部にはキーストーンがはめ込まれた隧道が姿を現す。坑門に掲げられた扁額には、「三瓶隧道」の文字が刻 […] ...
四国インフラ035 旧大正林道
四万十川沿いの四万十町大正地区には、かつて森林鉄道が走っていた。国有林のある佐川山から大正町中心部を結ぶ木材搬出用の鉄道路線・大正林道である。ひっそりとした檮原川の谷間に走行音をとどろかせつつ、屏風のようにそそり立つ山々 […] ...
四国インフラ022 木頭の林業土木遺産と吊橋群
那賀町は、那賀川流域を囲む鷲敷町・相生町・上那賀町・木沢村・木頭村が合併し、平成17(2005) 年に誕生した町である。町域の9割以上が森林で、温暖で雨の多い気候のため、昔から林業が盛んであった。なかでも上流部に位置する […] ...
四国インフラ012 府能隧道
府能隧道は、佐那河内村と名西郡神山町との連絡隧道として大正12(1923)年に開通した。府能隧道の建設は、佐那河内村と名西郡神山町の各集落有志45人によって、明治40(1907)年に府能峠改修協議会で建議し、同45(19 […] ...