四国インフラ076 満濃池・満濃池樋門
丸亀平野の南に位置している満濃池は、香川県内に点在する約1万4千余りのため池の中でも最大のかんがい用ため池である。一般的なため池は四方を堤防で囲まれているが、満濃池は川を堰き止め、谷を利用して膨大な貯水と水量調整をおこな […] ...
四国インフラ041 宿毛河戸堰
『水の流れに逆らわず、素直に堰を築けばよい。』土佐藩家老、野中兼山が老爺の教えをもとに江戸時代初期に築造されたとされる河戸堰(麻生堰参照)。現在は可動堰へと改築されているが、改築前は優美な曲線が堰の左岸上流方向に伸びる、 […] ...
四国インフラ009 吉野川
利根川の坂東太郎、筑後川の筑後次郎と並び、吉野川が四国三郎の名を持つ暴れ川であったことを知る人は多い。では今、吉野川が流れているところに、かつて別の川が流れていたことはご存知だろうか。 江戸時代から明治中期にかけての吉野 […] ...
四国インフラ008 第十堰・第十樋門
阿波の<骨格>吉野川には、大きな<関節>が2つある。第十堰と第十樋門である。 第十堰の前身は、宝暦2(1752)年に築堤された新川せき止め堰。徳島藩が舟運の便を図るためにおこなった吉野川(現・旧吉野川)と別宮川(現・吉野 […] ...