四国インフラ054 石手川橋梁
伊予鉄道横河原線の石手川公園駅は、全国数少ない川の上に設置された駅で、片側にはプラットホーム、その反対側には歩道が設置されており、明治26(1893)年に建設され、「鉄の橋百選」や「土木遺産」に選定されている。現役の鉄道 […] ...
四国インフラ035 旧大正林道
四万十川沿いの四万十町大正地区には、かつて森林鉄道が走っていた。国有林のある佐川山から大正町中心部を結ぶ木材搬出用の鉄道路線・大正林道である。ひっそりとした檮原川の谷間に走行音をとどろかせつつ、屏風のようにそそり立つ山々 […] ...
四国インフラ027 土佐電
高知中心市街地のはりまや橋を交点とし、十字を描いて延びる路面電車路線が土佐電である。創業は明治36(1903)年、土佐電気鉄道株式会社として、四国における電鉄事業の先駆となった。現在のとさでん交通株式会社の前身である。同 […] ...
四国インフラ026 JR高知駅
太平洋に向けて大きく弓なりに湾曲した高知県は、端から端までが遠い。陸路でそれらを結びつけるのは鉄道と道路である。高知駅は、その鉄路の中心に位置する、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。この駅には土佐くろしお鉄道阿佐 […] ...
四国インフラ005 ひょうたん島と川ネットワーク
徳島市は多数の川に囲まれた水都である。徳島城の堀でもあった助任川や寺島川は、かつて城の防衛や物資の運搬ルートとして重要な役割を果たしていた。新町川両岸には、吉野川を下って、まちなかに運ばれてきた藍を保管するための藍蔵が軒 […] ...
四国インフラ003 吉野川に架かる橋梁群
四国一の流域面積3,750k㎡を誇る<骨格>吉野川には、徳島県内だけでも46もの橋が存在する。その多くは元々渡し舟場があった位置で、昭和の時代<骨格>とクロスする<動脈>はその形を渡し舟から橋へ変えていった。 昭和初期に […] ...
四国インフラ001 小鳴門橋・大鳴門橋
吉野川水系の支流、撫養(むや)川の河口に位置する鳴門市の撫養港は、古くから四国の各国司の役所や所在地につながる官道の起点であり、畿内と四国を結ぶ交通の要所でもあった。江戸時代には徳島の特産品である阿波藍や撫養の斎田塩が積 […] ...