四国インフラ073 詫間海軍航空隊滑走台
「水上飛行機(水上機)」と聞いて、何を思い浮かべるだろう。青い海と島々を眺めながら優雅に飛んでいく姿だろうか?水上機が、第二次世界大戦では各国の海軍で多数使用されていた。旧日本海軍も他国と同様に水上機を導入したことを知っ […] ...
四国インフラ062 芸予要塞小島砲台跡
明治初頭、欧州列強の艦船に備えるため、政府は沿岸要塞構築の検討を開始した。艦船が瀬戸内海に侵攻するためには、紀淡、鳴門、豊予、下関、これら4海峡のいずれかを通らなければならない。このうち、豊予海峡だけは海峡幅が広く、当時 […] ...
四国インフラ046 佐田岬半島の石垣群
佐田岬半島は、中央構造線に沿って四国西端に突き出す約40kmのごく細長い半島である。北に瀬戸内海伊予灘、南に宇和海。豊後水道に屏風のように突き出ている格好だ。八幡浜より車で入ってから先端までが長い。何しろ40kmある。リ […] ...
四国インフラ033 純平・八千代タワー
太平洋側の広い範囲で、南海トラフ巨大地震・津波が警戒されている。土佐湾に面した低平地に中心部をもつ中土佐町久礼地区でも、役場庁舎、保育所、消防分署を高台移転する大がかりな公共施設移転計画が立てられている。漁師町・久礼では […] ...
四国インフラ021 長安口ダム
長安口ダムのある那賀町は、豊富な降雨量と温暖な気候によって林業が盛んで、木頭杉によって財を成してきた。道路が整備されるまでは木材を那賀川に流して下流まで運んでおり、その技術は木頭杉一本乗り大会で見ることができる。那賀川流 […] ...
四国インフラ014 大谷川砂防堰堤
四国で唯一現存する明治期の砂防堰堤。砂防の父、ヨハネス・デ・レイケの指導に基づいて築造されたといわれている。 ヨハネス・デ・レイケ(1842-1913)は、明治政府が治水技術を導入するためにオランダから招いた河川技術者で […] ...