四国インフラ039 土佐くろしお中村駅
中村駅は四万十川の河口部に位置し、少ない利用者のほとんどが高校生やお年寄りのローカル線の駅である。その駅が2010年に老朽化した駅舎を改修することがきっかけとなり大きく生まれ変わった。従来の改札を廃し、地元産のヒノキを使 […] ...
四国インフラ024 魚梁瀬森林鉄道
高知県安芸郡馬路村魚梁瀬地区は四国山地の最も奥に位置し、杉の名産地である。各地へ木材を出荷するために高知県安芸郡奈半利町にある奈半利川の河口へ様々な輸送手段で木材を搬出してきた。木材の主な輸送手段は江戸時代は水運、明治時 […] ...
四国インフラ018 坪尻駅・新改駅
土讃線は香川県の多度津駅と高知県の窪川駅を南北に結ぶ路線である。讃岐山脈を通り、急峻な四国山地を通過するルートとなっている。特に香川県の琴平駅から高知県の土佐山田駅の間は最大25%の勾配があるなどかなり険しい。そのため、 […] ...
四国インフラ083 ことでん
高松琴平電気鉄道、通称「ことでん」は香川県高松市を中心に走る民営鉄道である。ことでんは、琴平電鉄、讃岐電鉄、高松電気軌道の3社が昭和18(1943)年に合併して誕生した。この頃は「琴電」「コトデン」といった表記で親しまれ […] ...
四国インフラ081 新川橋梁・長尾線
高松電気軌道は、明治45(1912)年に出晴(現・高松)-長尾間で長尾線を建設・開業した。長尾線は開業当時から複線化を見越して用地買収が行われ、橋梁も複線化に対応できるよう設計された。三木町の新川を渡るため明治44(19 […] ...
四国インフラ080 瀬戸大橋
「つまり、四国に行くってことか」 「申し訳ありませんが、ホシノさん、ナカタには地理のことはよくわかりません。橋を越えると四国なのですか?」 「そうだよ。このへんで大きな橋といえば、四国に行く橋のことだね。三本あって、ひと […] ...
四国インフラ075 琴平
瀬戸内海からよく見える象頭山の中腹に「こんぴらさん」こと金刀比羅宮はある。古来より海の神様や広範な神様として信仰され、民謡「金比羅船々」は金比羅参りを歌ったものだ。 金比羅船々 追い手に 帆かけて シュラシュシュシュ 回 […] ...
四国インフラ074 善通寺駅舎
高松琴平電気鉄道(ことでん)琴平線とこんぴらさん。旧高松電気軌道長尾線(現在のことでん長尾線)と長尾寺。香川の都市と鉄道は、神社仏閣やお遍路さんに結びついていることが多い。JR土讃線の善通寺駅も、駅から出て五岳山に向かっ […] ...
四国インフラ056 花園町通り
松山の生んだ文学人、正岡子規は、松山藩士正岡常尚の長男として、現在の花園町通り西側(松山市新玉町)に生まれた。しかし、生誕の地について知る人はあまりおらず、この地に建てられた子規生誕の地の石碑の周りには、放置駐輪が取り囲 […] ...
四国インフラ055 伊予鉄道
伊予鉄道は、四国初の鉄道として明治21(1888)年に開通し、現在も松山市民の足として暮らしを支えている。創業者であり、初代社長の元松山藩士小林信近は、鉄道事業以外にも、陶器製造業や松山米商会、第五十二国立銀行(現伊予銀 […] ...