ドボ鉄053肥薩線と大畑駅
●鹿児島への鉄路 鹿児島県への鉄道の歴史は、1909 (明治42)年11月に全通した現在の肥薩線にさかのぼることができる。八代から球磨川を遡上し、大畑(おこば)でループ線とスイッチバックを併用して、さらに延長2,096 […] ...
ドボ鉄052「だいき」のビルディング
駅本屋として巨大なビルディングを建て、これを商業施設やオフィスなどに利用するというアイデアは、関西で始まった。大正時代末から昭和時代の初期にかけて、新京阪鉄道(現在の阪急電鉄京都線)の天神橋や、阪神急行電鉄(現在の阪急 […] ...
ドボ鉄051大井川の決壊
「越すに越されぬ大井川」と箱根馬子唄にも唄われた静岡県の大井川は、駿府城や江戸防衛の見地や架橋自体が困難であったことなどから橋が設けられず、川越人足による「徒渡(かちわた)し」によって川を渡っていたことで知られている。 […] ...
ドボ鉄050超特急で和歌山へ
大阪の天王寺を起点として、和歌山の間の延長61.3kmを結ぶ阪和線は、阪和電気鉄道という私鉄を買収した路線である。阪和電気鉄道は、1927(昭和2)年に着工し、1929(昭和4)年7月に阪和天王寺~和泉府中間を第一期線 […] ...
ドボ鉄048ここは日本の国立です
わが国における鉄道事業者による住宅開発のはじまりは、1909(明治42)年、箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄宝塚線ほか)による池田室町の分譲と言われ、鉄道の多角経営のパイオニアとも言うべき小林一三のアイデアによるもので […] ...
ドボ鉄049移転した博多駅
九州の鉄道の要衝である博多駅は、周辺に繁華街が形成されて、いかにも開業以来その土地にあったかのようであるが、現在の場所に博多駅が移転したのは1963(昭和38)年に高架橋と駅ビルが完成してからのことであった。1889( […] ...
ドボ鉄047上野駅の改築
東京の北の玄関口である上野駅は、新幹線が東京駅に接続し、湘南新宿ラインや上野東京ラインの開設で通勤電車のルートが大きく変化した後も、ターミナル駅としての風格を維持したまま、今日に至っている。 上野駅の改良工事は、19 […] ...
ドボ鉄046現役唯一の跳開橋
跳開橋は、橋の片側を回転軸として橋桁を跳ね上げる可動橋の一種で、ゴッホが描いたアルルの跳ね橋や、東京都中央区の勝鬨橋(かちどきばし)などで知られているが、鉄道橋でもかつて港湾地区の貨物線などでいくつか用いられた。しかし […] ...
ドボ鉄045安治川を跨ぐ
大阪市内を21.7kmで一周する大阪環状線は、すでに昭和戦前期に開業していた西成線(大阪~西九条間)、城東線(天王寺~京橋~大阪間)、関西本線(今宮~天王寺間)と、大阪臨港線と呼ばれた貨物支線(今宮~大阪港間)の一部区 […] ...
ドボ鉄044客貨分離の実現
かつての日本の停車場は、旅客と貨物の両方を扱う客貨兼用駅として機能することが基本で、同じ駅の構内で旅客輸送と貨物輸送を行っていた。明治時代の半ばになると東京では秋葉原駅や隅田川駅が貨物専用駅として開設され、さらに有楽町 […] ...