ドボ鉄109牛の寝ているような橋

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 鋼橋は、トラス(構桁)とプレートガーダ(鈑桁)に大別されるが、その中間的な橋梁形式として、鈑構桁が考案された。1914(大正3)年、東京駅の開業にあたって電車線(山手・京浜線)と列車線(東海道本線)の分離運転が開始され […] ...

ドボ鉄108三宮への進出

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 1910(明治43)年、梅田~宝塚・箕面間を結んだ箕面有馬電気軌道を始祖とする現在の阪急電鉄は、さらに有馬をめざしたが、六甲山地の急峻な地形に阻まれ、計画を断念せざるを得なかった。また、当時の沿線は農村地帯であったため […] ...

ドボ鉄107高架下の駅

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 鉄道の高架下をそのまま駅施設として利用することは、今では珍しいことではないが、かつての駅は独立した駅本屋を建てることが定石だったので、駅本屋を建てずに高架下に駅のすべての機能を収めることは斬新な発想であった。高架鉄道自 […] ...

ドボ鉄106大阪環状線の全通

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 大阪環状線は、城東線と呼ばれた東半分の区間を母体として、西成線や大阪臨港線といった既設の路線を結んで完成した。このうち、西九条から安治川を渡り、弁天町を経て大正付近へ至る区間は、新設線として建設され、PC(プレストレス […] ...

ドボ鉄105山陽鉄道の解散

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 1872(明治5)年に開業した日本の鉄道は、国家事業として官設により建設が進められたが(いわゆる官設鉄道)、1883(明治16)年に民間資本による私設鉄道として日本鉄道(現在の東北本線や常磐線の前身)が開業し、以後、東 […] ...

ドボ鉄104戸口から戸口へ

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 わが国の鉄道分野におけるコンテナ輸送の歴史は、1931(昭和6)年に鉄道省が1トン積の鋼製コンテナ(イ号コンテナ)を100個製作して輸送を開始したことに始まるとされる。この試みは、荷主の好評を得たため、さらに150キロ […] ...

ドボ鉄103木材輸送の確保

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 江戸時代における木曽伐木(ばつぼく)の運搬は「木曽式伐木運材法」と呼ばれ、筏(いかだ)を組んで木曽川を下り、名古屋の熱田にあった白鳥貯木場に集積された。こうした運搬方法は大正時代まで続いたとされるが、鉄道網の整備などに […] ...

ドボ鉄102複々線化と相互乗り入れ

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 日本の都市鉄道の特徴のひとつに、地下鉄と他社線との相互直通運転がある。都市内の輸送を担う地下鉄と、郊外の輸送を担う路線が相互乗り入れを行うことにより、鉄道はより便利な交通機関として発展することとなった。  相互直通運転 […] ...

ドボ鉄100名古屋への進出

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 大阪の上本町と奈良を結んだ大阪電気軌道(大軌/だいき)は、奈良盆地を中心に路線を拡大した。1927(昭和2)年には伊勢方面をめざして子会社の参宮急行電鉄(参急)を設立し、1932(昭和7)年までに桜井~宇治山田間と参急 […] ...

ドボ鉄101佐久間ダムの建設と飯田線線路付替工事

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 1956(昭和31)年に完成した天竜川水系の佐久間ダムの建設は、戦後復興を象徴する大プロジェクトであった。ダム湖に沈む地域には、1937(昭和12)年に全通した飯田線の線路が含まれ(ドボ鉄第19回参照)、中部天竜~大嵐 […] ...
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